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COROWAリポート４

 投稿者：池田　亨  投稿日：2010年12月28日(火)17時57分55秒
  　今日も予想どおり（私の）腐った天気でした。予報について、Corowa周辺の気象官署が27℃、28℃を予報しているのに、何故かブリーフィングの最高気温は30℃なのよネ～（北の暑い所の気温でトレースを描きます・・・それってどうなの？）

　１２：０５最初に離陸、静かなもんでしたが、川のブッシュをトリガーと定め、ひたすらネバリまして１ｋｔで滞空、我慢すると４０００ｆｔまで上がってきました。
　１２：５５なんとなく北東進を開始、３０００ｆｔ以下に下げないように、落穂拾いよろしく６０ｋｔｓで飛行、こういう時は長い翼が生きてきます、スネークしながらリフトが強くなるのを待ちました。

　北東５０ｋｍぐらいから、４ｋｔｓ程度のが出始め、高度も５０００ｆｔまで上がるようになり、速度も８０ｋｔｓは出せる状況になりました（私は自分の高度に応じて、速度を出す場合とL/Dを稼ぎたい場合を使い分けて速度設定しています、今日は６０～８０の間を使いました）

　７０ｋｍ付近４０００ｆｔで飛行中、2番目に離陸した機体が右下を追越して行きましたが、私はサーマルのサージングを感じていたところなので無視して、旋回のタイミングを計りながらスネーク、ほどなく４ｋｔｓでクライムして５５００ｆｔ。
　８０ｋｔｓで前進すると、３０００ｆｔ程度のところで先行した機体が弱いサーマルで旋回中でした・・・・グロッセがよく言っていたのですが、「インターサーマルの速度をやたらに出すパイロットがいるけど、長距離飛行の場合、パイロットの集中力がそういう飛行で、どれだけ耐えれるだろうか？」
　まあ、それぞれの好みもありますからね(^^♪

　今日もTOCUMOチームと無線交信はしましたが、ジョインする機会はありませんでした。私は１４０ｋｍ地点で引返し、そのまま１６：００着陸しました。
　着陸してから野外係留完了まで1時間はかかります、基本的に夕食は早め、がQLグループの暗黙のルール？ですから、しかも、今日から飯炊きは私の仕事ですので・・・・
 		 
 

Tocmuwalコアラの穴？

 投稿者：清水 拡智  投稿日：2010年12月27日(月)22時28分34秒 		編集済
  本日は前線が通過し高気圧が張り出してきましたが、南氷洋からの冷たい風が20kt+で吹き込み、ノーフライトデーとなりました。
代わりに午後からは堀井さん＋日口さん＋私でTocmuwal付近に生息するという、野生のコアラを探しに出かけました。
舗装路から逸れて半ば道なき道を進むこと約１時間、いました！昼寝をジャマされたせいか、目つきが悪いです^^;。写真をとっている間にもウトウトと眠り始めました^^
結局２頭のコアラを発見♪　堀井さん悪路の運転お疲れ様でした。

そろそろウェザーも回復してほしいところです。
 

COROWA体験記♪最終版

 投稿者：松本スキア純子  投稿日：2010年12月27日(月)09時39分13秒
  みなさま、長いこと拙文をお読みくださいましてありがとうございました。
今日でCorowaを離れます。

ざっとまるめて今回のクロカン体験は35時間・2640km/7日。
オーストラリアン・デイと言われるようなスゴイ状況にこそ恵まれませんでしたが
色々なweatherを体験できました。

また、自分レベルでも翔べるようなコンディションを選んでいても
滞在の期間中約5割の打率♪。
先生によると「いいとこ3割だから」だそうですので
とてもラッキーでした。

ラッキーと言えば、最後の最後になって昨夜
野生のカンガルーと南十字星☆を確認できました！
雄大な天の川の下に広がる廣野、大自然の素晴らしさに改めて感動。。。

教官の素晴らしい指導のおかげさまで、
初心者が望むべくもないような体験をさせていただきました。
SATAは、池田教官は本当にスゴイ！

また日本に帰りましたら、投稿します＾＾)v。

 		 

地上スナップ

 投稿者：日口ﾒｰﾙ  投稿日：2010年12月27日(月)06時13分1秒 		編集済
  私は昨日はノーフライト…池田さん・純子さんお手製の餃子を食べ損ねました^^;…で、地上にいました。

まぁ、そのお陰でインゴさんと再会！、元気そうでした^^
（気象予報士の試験勉強も捗ってます^^v）

写真上から、
１）曳航機モール…一昨日の無線OFFの離陸に続き、昨日はロープを絡ませたまま曳航^^;、感心しません
２）インゴさんの愛機、クッカバラ。立派なビンテージ機です！
３）堀井さんとPIK20D。こちらもビンテージ？^^;

今日は前線通過でクールチェンジ。ただし、寒過ぎ＋強風で今日も？？
 

Tocmuwal虎の穴Day5

 投稿者：清水 拡智  投稿日：2010年12月26日(日)21時18分13秒
  本日はトラフラインが通過中で渋い予想でしたが、一応青空。
ウェザーブリーフィングでのレイトスタートなものの、6000ftコンディションになるだろうという予報を信じて、機体をセット。
しかし、昇温も全然進まず、エイヤ！で13:30離陸しましたが、3000ftトップのブロークンサーマルで留まり切れず、1時間で着陸しました。完全ローカル。。。
天候は段々と良くなる傾向に入っているはずなので、明日以降に期待です。 		 

COROWAリポート3

 投稿者：池田  投稿日：2010年12月25日(土)20時37分27秒
  　今日は予測どおりノーフライト、朝のブリーフィングに替えて、事故の状況説明と亡くなったパイロットへの黙祷で終えました。

　事故の状況ですが、「ダイブブレーキが開いた。地上からも当該機に”ダイブブレーキ”を呼びかけたが反応なし。電線にヒットしてひっくり返った状態で地面に激突、地上で発火（エンジン部分だけ）。すぐレスキュー隊が対応したが、パイロットは死亡」
　　あらましの状況です。正式には事故調査がこれから始まります。沈痛なCorowa滑空場の一日でした。

　明日からはウエザーも下り坂で、リカバリーは来週の火曜日ぐらいからになりますので、滑空場も喪に服することになるでしょう。 		 

Tocmuwal虎の穴Day4

 投稿者：清水 拡智  投稿日：2010年12月25日(土)15時25分27秒 		編集済
  昨日の様子をレポートします。
（本日はクリスマスデイでノーオペレーション。。。）

予報は、空気が温まり傾向＋気温が早く下がる（＆クリスマスパーティー）のため、Late start & early finish の予定。
さらに昨日より難しいコンディションを想定して約230km△タスクを設定。珍しく宿に昼飯に戻りました。

12:20頃予想に反しfirst Cu がポップアップ。
12:40離陸、例によって（私が）上昇に手間取り13:10スタート。

条件はどんどん良くなり6000ft→8000ftのストリートコンディションに。
サーマルも5ktが使える状況となり、タスクも300kmのジグザグコースに変更、中盤は85ktから90ktでのクルージングをストレスなくできる状況でした。
（今年のリフトはせいぜい6kt...8kt!!、10kt!!!にはお目にかかれません;_;）

終盤Tocumwalエリアに戻ると若干渋めになり、少し速度を落としましたが、16:30に50km北からファイナルグライド、16:45finishi、16:50L/D。
初めて水バラストを残したまま帰り着き、R/W上空でダンプ!!^^v

今回は多くの区間を日口さんをフォローすることができ、自分の悪いところが浮き彫りになってきました。
とにかく、ちょっとしたミスでどんどん離されていきます^^;

写真は7000ft付近を5ktクライム中。
うそつきバリオを搭載しているため、センタリングは体感、強さはアベレージャーという、変則モードで飛んでいます^^;

天気は下り坂、、、明日はどうなるかな？
 

メリークリスマス from Tocmuwal

 投稿者：清水 拡智  投稿日：2010年12月25日(土)14時21分31秒 		編集済
  サンタがやってきました^^v
トクマウォールの様子は以下のＨＰでも紹介されています^^
http://www.sportaviation.com.au/
 

COROWA見てある記３

 投稿者：松本スキア純子  投稿日：2010年12月24日(金)20時38分19秒
  今日は12月24日ということで、みなさん、メリー☆クリスマス！

池田先生の書き込みにある通り、今日は残念な出来事が起きてしまいました。
それで、というわけではありませんが
コロワの教会のクリスマスミサに行き、静かな時間を持ちました。

冷夏とはいえようやく最高気温が30℃まで上がるようになり
大勢の人で座りきれない堂内は扇風機がフル稼働。
ミサは1830から約1時間ほど行われました。

海外でクリスマスを迎えたのは初めてです。
暑い気候のせいでしょう、半そでTシャツ姿のラフな服装の人も多く
全般にかしこまらない、アットホームな雰囲気のミサでした。

商店のほとんどが少なくとも明日は休み。
みんな大切な人と共に家でゆっくり過ごすと聞いています。

事故で亡くなられたパイロットのご冥福を祈ります。
同行しておられた奥様、家族の皆様に限りない癒しがありますように。

事故の現場を間近に見て、たくさんの教訓を改めて得ました。
こんなお勉強は最初で最後にしたいものです。

　　　　　　つづく。。。
 		 

COROWAリポート2

 投稿者：池田  投稿日：2010年12月24日(金)19時03分40秒 		編集済
  　今日は、残念な報告をしなければなりません。
Corowaに飛びに来ていたフィンランドのパイロット（６５歳）が、愛機のASW22BLで離陸直後、電線（通常の）に接触して墜落しました。
　機体は大破（ノーズは進行方向だが、背面状態）、パイロットは残念ながら死亡しました。

　詳しい状況はこれから事故調査が始まりますが、ダイブが開いた状態で、通常の上昇が出来なかったようです。

　離陸前点検はシッカリやりましょうね。それと、パイロットに対してアドバイスできる態勢は極めて大事ですね。
　ちなみに、ここCorowaは基本的にパイロット任せですから（よほどのことが無い限り）、そのような態勢は構築していません（個人主義の国ですからね）

　そんな訳で、明日のフライトも多分駄目でしょう。ウエザーは良さそうですが・・・



 		 
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