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空は、8/8の高層雲に覆われ、日射は終日なし。
地上はほぼ無風~不安定な風向でしたが、曳航パイロットのテストフライトのレポートではローター性のタービュランスがあるとのこと。
複座機は、一発目からウェーブトライとなりました^^
ローターライン、そしてその上にかかるレンズ雲?は2本、ムシムシランド~神内ファームのラインと平野の真ん中にほぼ南北に揃っていました。
初めはいつも通りムシムシランドのラインを3,500-4,000ftでリクエストしましたが、飛び上がってみると平野の真ん中のライン(近い)でも大丈夫そうな感じだったので、決心変更。
1,500ftくらいからバリオはどんどん上を指し始めたので、2,000ftで離脱。
4-6ktでまずは快調に上昇できました!^^
実際に飛んでみると4,000ft以下の下層は南西~南南西の風10kt以内、5,000ft以上は西北西の風10kt以内と、どちらも弱い風でした。
下層は、ウェーブのローターとコンバージェンスが混ざり合った感じ。
おまけに、ウェーブはパッチ状、いわゆるエシュロン型…山並みに対して風が斜めに吹くと、上昇帯の分布は山並みに並行となるものの、その上昇帯はパッチ状になります…で、強いところは4-6ktあるものの周期的な下層のローターの成長に合わないと上がれない状況でした^^;
さらに、4,000-5,000ftのシア部に庇のように水平に広がる雲層があって、その上層に上がるのに苦労しました…上層の風に直交する形で庇は伸びていましたが、雲より低い高度で風上に出てもプラスは全く指さず、という失敗を2回繰り返しました…が、ローターサーマルで雲底にぴったりと張り付き、雲の前面に出て弱いプラスでしつこく高度を稼いでいたら、6,000ftくらいからやっとプラスが安定し、整流域に入りました。(いわゆる、シャローウェーブ…振動の浅いウェーブでした)
7,000ftで3ktでしたが、時間切れによりエアブレーキを開いて降下。
ウェーブはその後急速に弱まり、日射は全くないものの下層のコンバージェンス性のサーマルは終日ありました^^
Wave max.7,000ft,3kt Convergence thermal 1-3kt,4,000ft
写真上:雲の庇とローターCu。地面の日射からウェーブスロット(フェーンギャップ)が開いていることがわかる
写真下:庇の上部に出る。雲を注意深く観察して、動いているところでだましだまし高度を稼ぐ
1. ASK21 11:21-12:19 0+58(時間制限)
2. ASK21 12:00-13:03 1+03
3. ASK21 12:30-13:31 1+01
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